Midjourneyがバージョン5で驚くほどの進化を遂げてるので、人の肌にフォーカスを当てて見ていこうと思います。試しにプロンプトで「– v 5」と追加するだけで、リアルさの向上が劇的に上がります!
Ver.5で驚異の進化を遂げたMidjourney
人の肌の質感をチェック!
下の画像は写真ではなく、生成画像になります。
リアルすぎませんか?深く刻まれたしわやリアルなしみなど、光のコントラストも美しくて思わず目を奪われてしまいます。
以前に言われていた人間に近づくほど、わずかな違いで不気味になると言われていた”不気味の谷”もなんのその、とうに谷を遥かに超えてますね…。いままで人間の頭で認識できたリアル以外のわずかな余地が完全に無くなったように感じます…。
以前のVer.4は、手の表現(特に指)が苦手でしたが、このようにシワが刻まれ、土の詰まった爪など細かいリアルさを感じます。今回このサイトのキーカラー、ターコイズを指定したら、服の色だけでなくターコイズの小石をたくさん拾ってきてくれました。石の汚れ具合もそれぞれ違っていて本当に凄いですよね。
そのままサーバー上のどこかから、有名写真家の画像をそのまま表示させているのでは?と疑いたくなるレベルです。
Ver.5
Ver.4
ちなみにアイキャッチに登場している女性も、右がVer.4で生成したものになります。普通にこれだけ見ると綺麗に生成できてる感じがしますが、若干CG感は否めません。これが左のVer.5になると、突然変異で写真レベルまでクオリティアップします。こうやって見比べると、Ver.4との生成結果のクオリティは歴然とした差があります。ですが、テイストも違ってくるので、求められるテイストによっては、意図的にVer.4に落として生成も良いと思います。
肌を拡大してみると、普通の写真と比べて画素とも言えるピクセル粒子が、とれも綺麗に並んでいる(気がする)。これもデジタル上でロジカルに生成されてるからこそのなめらかさなのかもしれないですね。実はMidjourneyは、究極のドット絵職人なのかもしれない…。
近い将来、写真家が撮影した人物写真の画素を、カメラやツール側で綺麗にAIが自動で整理整頓して生成画像と同じように肌や色んな物を綺麗にできる技術とか出てきそうですよね。
ちなみに究極のドット絵職人なのか、試してみたら割と魅力的なドット絵に仕上がりました…さすが未来画伯。ただ、目の辺りにドットの半サイズを使うなど悪意のない反則を取り入れてますね (笑)
プロンプトをうまく打ち込めば、しっかりしたドット絵が打てるのかもしれませんが、それはまた今度試してみます。
色々な生物の質感をチェック!
雨蛙 (tree flog)をプロンプトに入れて生成してみました。頭部や体も手足のようにもう少しツルッとしたイメージですが、全体的な質感としては、やはりとても高いです。
穏やかな表情をした柴犬です。こちらは生成したとは思えないほどリアルですね。柴犬の毛質って短くて綺麗に揃っているので、自動生成と相性が良いのかもしれません。
鮫の表面を間近で見たことがないので分からないですが、ザラザラしてる人肌を鮫肌というぐらいなので、光の当たっている箇所のザラザラした質感を見た感じしっかり表現できてそうです。
こういった危険な生き物を間近で撮影した良い感じの写真が欲しい時は、自動生成はうってつけですよね!
堂々とした雰囲気の百獣の王。こちらのライオンも、たてがみや顔の表面の毛の質感がしっかり別で表現されて違和感がまったくありません。
ドラゴンは実在しないので、AIが学習する前の素材も映画やCGのものが多いと思うので、なんとなくCGぽさがありますね。それでも口のラインや鱗の質感など納得してしまいそうな質感ですね…。
目や口の辺りが「ジュラシックパーク」のラプトルになんとなく似てたりするので、そうした映画のCGも学習に使われてそうです。
最後は、しっとりツヤツヤの最強お肌、人間の赤ちゃんで締めたいと思います。少し驚いてる表情や、鼻のぷっくりとした質感、さらに目を奪われるのは赤ちゃんを覆っている毛糸のフードや服の生地の質感!細かいのに、しっかり糸のほつれまで描かれていて、生成の破綻みたいなものも全然見当たらないです。
おわりに
いかがでしたでしょう?もはや生成データの質感をチェックというより、単にクオリティの高い生き物の写真を並べただけの記事みたいになって申し訳ないですが、これを自分がプロンプトを入れただけで自動生成できた事への興奮を伝えたく、勢いのままに記事を作成しました。最後までご一読くださり、ありがとうございました!
まだ初めていない方は、以下の記事に始め方をまとめてますのでぜひぜひ始めてみてください!画像の自動生成、楽しいですよ!